毎日フォトストック

写真で積み重ねていくストックフォト副業の日々

2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

独学じゃ一流になれない、って思ってない?

いろんな投稿を見ていると、たまに思う。プロになるには、一流になるには、誰かに師事しなきゃいけない。スタジオや会社に入らないと一流にはなれない。専門の学校に行って学ばなきゃ無理。そんなふうに考えてる人が、まだ少なからずいる気がする。 もちろん…

無印良品が好きだ

僕が学生だった頃、今ほど商品が多かったわけでもなく、「おしゃれなやつは大体無印」といった雰囲気があった。 「知る人ぞ知る」と言うには言いすぎだけど、まだまだ“通な人の選択肢”といった時代。洗練されたデザイン、価格の手頃さ、そして余計なものがな…

写真大喜利というストックフォトの楽しみ方

「ストックフォトって、無個性な写真ばかりだよね」そんなふうに言われることがあります。たしかに、どこかで見たような“よくある構図”“汎用的なシーン”が多いのは事実です。でも、それがすべてかというと、実はそうでもありません。 たとえば Getty Images …

写真は自由。でも、自由は甘くない。

写真は自由に撮っていい。でも、自由ってそんなに簡単じゃない。 白い紙に「何か描いて」と言われたとき、小さな子どもは迷わずスラスラ描きはじめる。でも大人になると、「何を描こう?」「どう描けば正解?」と手が止まる。 自由って、意外とむずかしい。 …

写真はiPhone一台で撮れる時代に

今や高価な機材や専門知識がなくても、iPhoneひとつで誰でも写真を撮れる時代です。 しかもその中には、見る者の心を揺さぶるような写真がある。 「誰でも撮れる=価値がない」ではなく、むしろ、誰でも撮れるからこそ、何をどう撮るかが問われるのです。 ク…

俵万智さんの「すごさを見せつけないすごさ」

俵万智さんって、ほんとにかっこいい。短歌の達人なのに、「誰でも詠めるよ」「恋してたら自然に浮かんでくるよ」とやさしくハードルを下げてくれる。その姿勢には、余裕と本物の表現者としての愛を感じる。 「難しい」と言いたがる人への違和感 一方で、「…

評価されたいなら、評価される努力をしよう

モテたいなら、流行の服を知ること。モテる振る舞いを学ぶこと。自分を変えること。「ありのまま」なんて、そんな都合のいい話じゃない。 受験だってそう。行きたい学校があるなら、その学校が望む人格になろうとする。写真コンテストだって、傾向と対策はあ…

構図って意味あるの?「きっちり」よりも「しっくり」

写真を撮っていて、ふと思うことがあります。 「構図って、そんなに気にしなくてもいいんじゃないか?」 三分割だ、黄金比だって、よく言われるけれど、正直、美しいものは美しい。それだけじゃダメなんだろうか。 みんなが同じように、同じものを「美しい」…

簡単マニュアル撮影のはじめ方|覚えるのはたった一つ!

「マニュアル撮影って難しそう…」 そんなイメージ、ありませんか? でも実は、最初に覚えるべきことはたった一つだけなんです。 日中・屋外・晴れた日ならこの設定! f8 / シャッタースピード 1/250秒 / ISO100 この設定は、晴れた日の屋外(日中)でちょう…

クオリティより戦略?売れる写真の正体

10年ほど前、大学時代の友人たちと飲んでいたときのこと。 ふとした流れで、当時の僕は愚痴をこぼしました。 「俺より下手なくせに、要領がよくてストックフォトで売れてる人いるんよ」 すると、友人のひとりがあっさりと返してきたのです。 「そう言うこと…

フィルム調はなぜ“エモい”のか?

最近のスマホやSNSでよく見かける「フィルム風の写真」。少し青みがかっていたり、色が褪せたようなトーンが多くの人に“エモい”と感じられています。なぜこのフィルム調が、世代や文化を超えて人の心に響くのでしょうか? 1. 記憶のような曖昧さがあるから …

あってもなくてもいいものが、豊かさをつくる

あってもなくてもいいもの。 たとえば、ラーメンの紅生姜。 私の撮る写真も、あってもなくてもいいものだと思う。それは、たぶん、私自身も――。 余白を省いた暮らしは、豊かだろうか? だけど、 あってもなくてもいいものを削っていったとき、本当に豊かな暮…

正解はあるのか?──写真と人生とドラゴン桜の話

写真に正解はあるのか? 「ない」とも言えるし、「いくつもある」とも言えます。 もし「正解はない」と言い切ってしまえば、考えることや上達する努力を放棄してしまう危うさもあります。でも一方で、正解を一つに絞ることにも、どこか違和感がある。 下手な…

写真の面白さってなんだろう?

みなさん、写真の面白さって何だと思いますか? 「写真機を通して、普段見られない世界を見ることができる」 私はこの一言に尽きると思います。 たとえば 他人の視点を覗くことができる 自分の視点を、人に見せることができる 遠く離れた場所の光景を、まる…