「マニュアル撮影って難しそう…」
そんなイメージ、ありませんか?
でも実は、最初に覚えるべきことはたった一つだけなんです。
日中・屋外・晴れた日ならこの設定!
f8 / シャッタースピード 1/250秒 / ISO100
この設定は、晴れた日の屋外(日中)でちょうどいい明るさになる「基本の露出」です。
これを基準にして、あとは撮りたいイメージに合わせて、絞りやシャッタースピードを変えていけばOK。
たとえばこう変える
「背景をもっとぼかしたい」と思ったら、
- f8 → f4(2段分、明るく)に変更
- 1/250秒 → 1/1000秒(2段分、暗く)に変更
これで同じ明るさのまま、背景はよりボケた写真になります!
1段=3クリックで覚えよう!
多くのカメラでは、1段分の調整は3クリック分(1クリック=1/3段)で設定されています。
- 絞り:3クリックで1段変化
- シャッタースピード:3クリックで1段変化
3クリック明るくしたら、別の設定を3クリック暗くする。これで露出は同じになります。
絞り値の一段飛ばし(ちょっと複雑)
絞り値 | f1.4 | f2 | f2.8 | f4 | f5.6 | f8 | f11 | f16 |
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これが絞りの「1段ずつ」変化する基本の数値です。
最初はバラバラに見えるかもしれませんが、3クリックごとに進むと覚えておけばOK。
シャッタースピードの一段飛ばし(かんたん!)
シャッタースピード | 1/60 | 1/125 | 1/250 | 1/500 | 1/1000 | 1/2000 | 1/4000 | 1/8000 |
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こちらはシンプルに倍々で速くなるだけなので、初心者にも覚えやすいです。
まとめ:マニュアル撮影は「足し引き」の感覚
マニュアル撮影は、設定を「明るくしたら、別の設定で暗くする」だけ。
- 基準は「晴れた日の屋外」なら f8 / 1/250秒 / ISO100
- 絞りとシャッターは3クリックで1段ずつ変化
- 明るさを保ったまま、表現の幅が広がる
難しそうに見えて、やってみると意外とシンプル。
まずはこの基本セットから、マニュアルモードを楽しんでみましょう!