今や高価な機材や専門知識がなくても、iPhoneひとつで誰でも写真を撮れる時代です。 しかもその中には、見る者の心を揺さぶるような写真がある。 「誰でも撮れる=価値がない」ではなく、むしろ、誰でも撮れるからこそ、何をどう撮るかが問われるのです。
クリエイティブの原点とは
技術でも、訓練でもない。衝動こそがクリエイティブの原点です。 言葉にならない感情、どうしても残したい風景、伝えたい気持ち。 その「内から湧く何か」が、シャッターを切らせ、作品を生む。
原点にあるもの
- 心が動いた瞬間
- 違和感やざわめき
- 伝えたいという衝動
これらがすべての始まりであり、そこにはプロもアマも関係ないのです。
プロとアマ、何が違うのか?
分類 | 定義 | 表現における違い |
---|---|---|
プロ | 報酬を得て表現を提供する人 | 完成度や安定感は高いが、型にはまりやすい |
アマ | 報酬を前提としない創作を行う人 | 粗削りでも、むき出しの衝動がある |
「伝えたい」という気持ちの前では、肩書きなどただの飾り。 むしろ、アマチュアの無垢な表現にこそ、時にプロ以上の熱量が宿ることもあるのです。
表現は肩書きで測るものじゃない
技術や経験は確かに大切。でも、それ以上に重要なのは、 「なぜそれを撮ったのか?」という想いです。
共感を得る写真とは、誰かの心に触れた何かを、真正面からぶつけた表現。 その行動に、プロかアマかなんて関係ありません。
最後に
もし、あなたの中に「何かを残したい」という衝動があるなら、もうそれは立派な表現者です。 その想いを、大切にしてください。