俵万智さんって、ほんとにかっこいい。
短歌の達人なのに、「誰でも詠めるよ」「恋してたら自然に浮かんでくるよ」とやさしくハードルを下げてくれる。
その姿勢には、余裕と本物の表現者としての愛を感じる。
「難しい」と言いたがる人への違和感
一方で、「素人には難しい」「簡単にやっちゃ困る」と言いたがる人もいる。
それって結局、 自分のポジションを守りたいだけじゃないの?って勘ぐってしまう。
敷居を上げて優越感を保とうとする姿勢に、表現の喜びは感じられない。
ほんとのプロって、誰でもできると言える人
「誰でもできる」と言いつつ、心を動かす表現ができる人こそ、ほんとの玄人。
技術を見せびらかすんじゃなくて、自由を信じてる人。
写真も詩も同じで、「自由に撮っていいよ」「自由に詠んでいいよ」って言える人ほど、
実はちゃんと学んでいて、深い技術を持ってる。
表現の自由って、誰にでも開かれていていい。
その中で、上達したいと願うこと。それがいちばん自然で、いちばん尊いことだと思う。