日々ストックフォト用に写真を撮影していますが、私はこんな感じでやっています。計画から準備、撮影までの流れを自分なりにまとめてみました。参考になる部分があればうれしいです!
【1. 撮影計画】
まずは計画を立てることが大切です。私は、どんな写真を撮るかを明確にしておくと、当日慌てずに進められるので、計画の時間をしっかり取るようにしています。
テーマ設定
- 気になるテーマを記録する: 日常生活の中で街中、テレビ、ネット広告などに登場する気になるテーマをメモしておきます。広告に使われている写真は需要の高いテーマの証拠です。
- 季節感を重視する: 季節に合った題材や、今すぐ撮影できるテーマを優先します。
- ストックフォトサイトは参照しない: 他の作品を見すぎると、撮影のモチベーションが下がる可能性があるため、自分のアイデアを基に進めます。
参考写真の収集
- スタイリングの確認: 道具の使い方が正しいかなどを確認します。
- 実際の広告を参考に: 使用例を分析することで、どのような写真が選ばれやすいかのヒントを得ます。
必要なアイテムのリストアップ
撮影に必要な小道具や背景、衣装をリスト化します。この準備が撮影の効率を左右します。
【2. 撮影準備】
計画が決まったら、次は準備です。私は、この準備段階でどれだけ丁寧にやれるかが、本番の撮影の出来栄えに直結すると思っています。
撮影に必要なものを整える
- 小道具や背景の準備: 必要に応じてネット注文や買い出しを行います。
- 料理やセットの下準備: 料理撮影の場合、撮影前に必要な準備を完了させます。
機材の確認と調整
- カメラとレンズのチェック: 機材が正しく動作するか、バッテリーが十分か確認します。
- ライティングの調整: 照明の向きや強さをテストし、最適な環境を整えます。
- 撮影スペースの整備: 撮影場所を整理し、使いやすくします。
【3. 撮影】
準備が整ったら、いよいよ撮影スタートです。私の場合、こんな感じで進めています。
撮影時の工夫
- セット替えでバリエーションを増やす: 背景や小道具を変えて、異なる雰囲気の写真を撮影します。
- 動画素材の同時撮影: 写真だけでなく動画も撮影しておくと、素材の幅が広がります。
撮影後の片付け
仕事のあとの副業での写真撮影で片付けが深夜になる場合などは、翌日の朝にまわせるものは翌朝にします。朝に家の掃除をするので、その流れでスタジオの片付けをして、ライティングのセットまでができれば理想的です。
次回は、撮影後の画像補正やデータ管理について詳しく紹介します。何か質問があれば、ぜひコメントしてください!
【4. 画像補正と仕上げ】
撮影が終わったら、次は画像補正と仕上げ作業です。私はこの段階でしっかりと写真の質を高めるように心がけています。
画像のセレクト
撮影した写真を選別する際には、まず全体を見渡し、どれが使えそうかをチェックします。私がやっている流れはこんな感じです:
- モデルや風景の写真: ピントが合っているか確認し、良いものを選んで星評価をつけます。次に雰囲気が良いものをさらに絞り込みます。
- 物撮りや料理の写真: 似たようなカットが多い場合、最後に撮ったベストな構図を選ぶことが多いです。
- A・Bランクに分ける: すぐに使えるものをAランク、後で見直すものをBランクとして分類します。
RAW現像と画像補正
次にRAWデータを現像します。私は以下の手順で進めています:
- RAW現像ソフトでホワイトバランス、露出、シャドウやハイライトを調整します。
- ノイズ除去を行い、シャープさを適度に加えます。
- 強化したデータをDNG形式で保存しておきます。
Photoshopでの仕上げ
RAW現像で仕上げた写真をPhotoshopに移し、細かい部分を調整します。
- 不要なゴミや汚れを取り除く(スタンプツールや修復ブラシを使用)。
- 色合いやトーンカーブを微調整し、完成度を高めます。
ファイル形式と保存
最終的な写真をJPEG形式で保存しますが、保存前には一度TIFF形式でバックアップを作成しておきます。これにより、画質を維持したまま再編集が可能です。
アップロードとタグ付け
完成した写真をストックフォトサイトにアップロードします。私はタグ付けにもこだわっていて、以下の流れで効率化しています:
- 画像のテーマに合わせたキーワードを考える。
- PIXTAのタグ候補機能を利用して、抜けのないタグ付けを目指します。
- 一つのサイトで作ったタグリストを他のストックフォトサイトにも流用します。
これで、私の画像補正からアップロードまでの流れは完了です。